- 家族を守る防災行動
一般社団法人全日本防災計画協会
黒田尚寛
一般社団法人全日本防災計画協会
黒田尚寛
災害発生時や避難生活において、全ての道具が揃っている状況は多くありません。
身近にある道具を使って対処する方法をご紹介します。
1.5円⽟の⽳をトゲが刺さった場所に強く押し当てて、トゲを浮き出させます。
2.浮き出てきたトゲを、トゲ抜きで抜きます。
(Point) ・硬貨は50円⽟よりも5円⽟の⽅が若⼲⽳が⼤きく、自分でやるよりも誰かにしてもらうほうがやりやすいです。
☆トゲが浅い場所(表皮部分:⼀番表面にある0.2ミリ程度の部分)に刺さった場合は、⽪膚の新陳代謝(この周期は約28⽇)で⾃然と抜け出ることが⼤半です。最後は垢となって剥がれ落ちます。
1.患部に当たる部分の両側に、それぞれ縦半分に切れ⽬を⼊れます。
2.切り⽬を⼊れていない部分を患部に貼った後、切れ⽬を⼊れた部分全てを交差させて貼り完成です。
1.キッチンペーパー全体にハンドソープを塗り、ハケで全体に伸ばします。
2.裏⾯も同様の作業を⾏ない、約4~5時間程天⽇⼲します。
3.キッチンペーパーが乾いたら5㎝程の⼤きさに切り分けます。
4.使う時は、切り分けたキッチンペーパーを普通の⽯鹸のように⽔をつけてこすって使って下さい。
☆しっかりと泡⽴ち、汚れも落ちます。
☆軽くてかさばらないので持ち運びしやすいです。
☆切り分けたキッチンペーパーは、ビニール袋などに⼊れておくと携帯に便利です。
1.ラップを長めに引き出しておきます。
2.ラップの芯を添え木代わりにして、グルグルとキツめに巻いていき固定します。
(Point)腕の骨折が疑われる場合には、首に回して巻いて下さい。そうすると三角巾をしたような状態になります。
☆必要がなくなれば、使用した分のラップを切って下さい。残ったラップを他の用途に使用することができます。
1.バケツの内側にポリ袋をかぶせます。
2.丸めた新聞紙をその中に入れます。
(Point)大きいゴミ袋を使用すると使いやすいです。
1.ゴミ袋の中に、キッチンペーパーを2枚程度敷きます。
2.1:1の水とお酢を大さじ3杯くらいになるように用意し、1で用意したキッチンペーパーに染み込ませます。
3.2のゴミ袋に普段通りにゴミを捨てます。
(Point)2のキッチンペーパーは、なるべくゴミ袋の底全体に広げて下さい。
・警視庁警備部災害対策課https://mobile.twitter.com/MPD_bousai