協会理念
全日本防災計画協会の理念
「防災に関する啓発活動や周知活動を通し、
一人でも多くの人を守る為に社会に貢献すること」
自然災害では家屋などに多大な被害をもたらします。
阪神淡路大震災の時は25万戸、東日本大震災は30万戸が倒壊したとも言われています。
また、何よりもこの倒壊の数字の背景には、被災を受けた方の相当な苦難があったと推察します。
私共は、これらの家屋倒壊等に起因する被災は、適切な知識や備えがあれば、避けられるものも多かったのではないかと考えております。
私共は27年に事業を開始して以来、大型商業施設から個人用住宅の建築まで様々な建築案件に携わらせて頂いて参りました。家屋に対する耐震や免震に関する施工も手掛けて参りました。
ほんの少しの知識や行動、対策がいざという時に命運を分けることもあります。だからこそ、私共は少しでも多くの方に身を守るための情報を知っていただきたいと考えております。
私共は様々な建築案件に携わってきたからこそ分かる視点を活かし、1人でも多くの方を守り、安心して過ごせる環境を提供するため、引き続き精一杯の努力、向上を続けていく所存です。
代表ご挨拶
私が当法人を設立するきっかけになったもの、それは阪神大震災の際の原体験でした。私は直接罹災したのではありませんが、倒壊しそうな阪神高速の近くで支援活動に参加させて頂いた記憶が現在でも脳裏に焼き付いております。
地震による被害は甚大なものでしたが、しかし印象に残っているのは、地域住民、ボランティアの方々の助け合いです。
それ以来、何とか私自身も被災された方、または被災される可能性のある方々の力になれる方法はないのかと考えていたところ、一つの結論として到達したのが、防災建築という考え方でした。
本来は人を守るはずの建物が人の命を奪うことはあってはならないと考えます。「対策をしていたから助かった」という言葉が増えるようにするのが、私の努めだと考えております。
日本防災計画協会 代表 福長 正樹